父へのオマージュ
2012.3.13(2歳と11ヶ月)
こんどの土曜日に上京する母が
「だんだん不安になってきた・・・」と言う
なぜなら、ひとりで上京(飛行機に乗る)するのは初めてだから
母の傍らには、亡き父がいて、いつも二人一緒だったから
「大丈夫だヨ」と返しながら、母にとっての父の存在の大きさをおもんぱかった
注)本日の写真は、決して虐待現場ではありませんヨ
家を建てると決めたとき、父は入院ちゅうだった
ある日、病室のドアの前で、看護婦さんとの会話が聞こえてきた
「娘が、東京で家を建てるらしいけど、子供もおらんのにどうするんか
金を出してやらんかわりに文句も言えん!」
文句どころか、その声は弾んでいた
うれしそうに、わが家の設計図をながめていた父
たぶん、生きていたら、真っ先に飛行機に飛びのり
新しい家を見にきていただろう
イチローを見て、目をまるくしていたかもしれない
幼い頃、家族に恵まれなかったからか、家族を大切にしていた
他人にも、優しかった
間に合わなくて、家を見せてやれなかったことが今も悔やまれる
わたしが初めてこっちで留守番電話を買ったときのこと
「はい、○○です。ピーと言う発信音の後に、お名前とご用件をお話しください。」
というアナウンスの後に録音されていた父の声
「ピーーーー、お父さんやけど・・・」 ← 「ピー」は、いらんて
今頃、「そんな話をblogに書くな!」とぶつくさ言ってるかもしれない
♪ ようこそ、イチローblogへ
きょうは、感傷的なお話に最後までおつきあいくださり
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